こんにちは!
皆様は足底(足の裏)の痛みで困ったことはありませんか?
‣歩く・走ると足の裏が痛くなってくる
‣立ちっぱなしでいると痛くなってくる
‣寝ていてもジンジン痛くなってくる
など、人によって症状は様々ですが、徐々に日常生活に支障をきたすようになってしまいます。
足裏の痛みで病院などで診察を受けたときに、最も多く言われるのが『足底腱膜炎(足底筋膜炎)』です。
しかし、違った原因が隠れている事もあります。
原因を早く特定し、早めに治療を開始することをお勧めします。
原因の例として・・・
(1)足底腱膜炎(足底筋膜炎)
足底の筋肉は「足底腱膜」という膜に包まれています。足底腱膜が炎症を起こしたり、硬くなって柔軟性を失ったりした状態が足底腱膜炎です。歩く、走る、足を地面に着けるとき、足底腱膜が強く引きのばされますので、その際に痛みが出る人が多いです。
(2)足底線維腫
足底繊維腫は土踏まずの部分に多くみられ、歩くとき痛むなど、足底腱膜炎と同じ症状があります。土踏まずの中央や、踵の近くで約1~2cmのこぶを触れるのが足底線維腫の特徴です。
(3)モートン病
足の指の付け根付近に痛み・しびれが出る病気です。
(4)中足骨頭部痛
モートン病同様、足指の付け根に痛みが出ます。
(5)神経障害
痛みの他、しびれや冷え、感覚が鈍くなるといった症状を伴う場合、坐骨神経痛などの神経障害も疑われます。
などといったことが考えられます。
解消法としては…
・ 足裏の筋肉を鍛える
正座した状態を保ったまま、爪先を立ててかかとにお尻を乗せます。そしてぐっと体重を乗せて足裏に負荷をかける。
・ ストレッチ
アキレス腱のストレッチなどでふくらはぎの筋肉を伸ばす。手の指を足の指の間に入れて足先をしっかりと掴み、足首をぐるぐると回す。
・ 足に合う靴を履く
足底腱膜炎ではクッション性があり、かかと部分への衝撃を吸収する靴を履く。
モートン病・中足骨頭部痛の場合は、ヒールの高い靴は極力控える。
・ 足を温める
足底の硬くなった筋肉に対して温める。
ズキズキ痛むような場合は、逆に冷やすようにする。
インソールやテーピング、サポーターなども対策としてよく言われます。
もちろんそれで改善される方もたくさんいらっしゃいますが、足底への負担を減らすことで足の筋肉が弱り、治りにくくなることもあります。
気になる方はいつでもご相談ください。